履歴書の正しい書き方を紹介!各項目の記入例付き!

履歴書の正しい書き方を紹介!各項目の記入例付き!

転職活動や就職活動において、履歴書は自分自身を企業にアピールする重要なツールです。

しかし、「どのように書けば良いのか分からない」「項目ごとの適切な書き方が知りたい」など、多くの方が履歴書作成に不安を感じているのではないでしょうか。

適切に記入された履歴書は、あなたの第一印象を大きく左右し、選考通過の可能性を高めます。

反対に、記入ミスや不適切な表現は、あなたのスキルや経験がいくら優れていても、マイナスの印象を与えてしまうことがあります。

本記事では、履歴書の基本的な書き方から各項目の具体的な記入例、面接官に好印象を与えるためのコツまで詳しく解説します。

この記事を参考に、あなたの魅力を最大限に伝える履歴書を作成し、理想の職場への一歩を踏み出すためのお手伝いができれば幸いです。

目次

履歴書の基本と書式選び

履歴書は就職・転職活動における最も基本的な応募書類です。

ただ単に情報を記入するだけでなく、その選び方や記入方法によって、あなたの印象が大きく変わります。

まずは履歴書の基本と適切な書式選びについて理解しましょう。

標準的な履歴書の種類とフォーマット

履歴書にはいくつかの種類があり、用途や状況に応じて選ぶことが重要です。

適切なフォーマットを選ぶことで、あなたの情報を効果的に伝えることができます。

履歴書は大きく分けて、JIS規格の履歴書と市販の一般的な履歴書の2種類が主流となっています。

JIS規格の履歴書は「JIS Z 8303」という規格に準拠したもので、A4サイズの用紙に統一された様式で情報を記入します。

一般的な市販の履歴書はA4サイズまたはB5サイズがあり、書店やコンビニエンスストアで手に入れることができます。

近年では、電子履歴書の需要も高まっており、Microsoft WordやExcelなどで作成できるテンプレートも多く公開されています。

また、転職サイトや就職支援サイトでは、オンラインで履歴書を作成・保存できるサービスも提供されています。

JIS規格とその他の履歴書の違い

JIS規格履歴書とその他の履歴書には明確な違いがあります。

それぞれの特徴を理解し、応募先企業の要望や自分自身のアピールポイントに合わせて選択しましょう。

JIS規格履歴書の最大の特徴は、標準化された項目配置と情報量の多さです。

A4サイズの2枚構成が一般的で、1枚目に基本情報・学歴・職歴を、2枚目に免許・資格や志望動機、自己PRなどを記入します。

記入欄が比較的大きく設けられているため、詳細な情報を記載したい場合に適しています。

一方、一般的な市販の履歴書は、デザインやレイアウトが多様で、用途に応じて選べる点が魅力です。

例えば、職歴重視型、学歴重視型、資格重視型など、自分のアピールポイントに合わせた履歴書を選ぶことができます。

また、最近ではWEB履歴書やPDF形式の履歴書も増えており、オンライン応募に対応した形式も普及しています。

JIS規格履歴書一般的な市販履歴書
サイズA4サイズ統一A4またはB5サイズ
レイアウト標準化された配置多様なデザイン
特徴情報量が多い用途に応じて選べる

履歴書と職務経歴書の使い分け

履歴書と職務経歴書は転職活動において両方提出を求められることが多いですが、その役割は大きく異なります。

それぞれの特性を理解し、効果的に組み合わせることで、あなたの価値をより明確に伝えることができます。

履歴書は主に個人の基本情報や学歴・職歴の概要、資格などの客観的事実を簡潔に伝えるための書類です。

一方、職務経歴書は職務経験の詳細や実績、スキル、専門知識などを詳しく記載するためのものです。

つまり、履歴書が「誰であるか」を伝えるものなら、職務経歴書は「何ができるか」を具体的に示すものと言えます。

新卒や第二新卒の場合は、職務経験が少ないため履歴書のみで十分なケースが多いですが、実務経験のある転職者は両方の書類を用意することが一般的です。

特に、特定の業界やポジションでの経験を活かしたい場合は、職務経歴書でその詳細を丁寧に説明することが効果的です。

また、フリーランスや複数の職場での経験がある場合も、職務経歴書で時系列に沿ってプロジェクトやスキルを整理して伝えることができます。

履歴書の各項目の正しい書き方

履歴書の各項目は、それぞれ記入する際のルールやポイントがあります。

正確かつ効果的に情報を伝えるために、項目ごとの適切な書き方を理解しておきましょう。

ここでは、履歴書の主要な各項目について、具体的な記入例とともに解説します。

基本情報の記入ポイント

基本情報は履歴書の最初に記入する部分で、氏名、住所、連絡先など、あなたの基本的なプロフィールを伝える重要な箇所です。

正確かつ丁寧に記入することで、信頼性の高い第一印象を与えることができます。

【氏名欄】

  • 氏名は戸籍に記載されている通りに記入します。
  • フリガナはカタカナで明記し、濁点や半濁点も正確に記入します。
  • 印鑑は朱肉を使用し、氏名欄の枠内に収まるようにきれいに押します。

【記入例】

  • 氏名:山田 太郎(やまだ たろう)
  • 西暦の場合:1990年 5月 15日生(満33歳)
  • 和暦の場合:平成2年 5月 15日生(満33歳)

【現住所欄】

  • 郵便番号は必ず記入します(例:〒123-4567)。
  • 住所は都道府県名から正確に記入し、マンション名や部屋番号まで明記します。
  • フリガナもカタカナで付けます。

【記入例】

  • 〒123-4567
  • 東京都渋谷区○○町1-2-3 ○○マンション101号室
  • トウキョウトシブヤク○○チョウ…

【連絡先欄】

  • 電話番号は自宅・携帯の両方を記入できる場合は両方記入します。
  • メールアドレスは必ず記入し、確実に連絡が取れるものを選びます。
  • ビジネスで使用するのにふさわしいアドレスを使用しましょう。

【記入例】

  • 携帯電話:090-1234-5678
  • 自宅電話:03-1234-5678
  • メールアドレス:yamada.taro@email.com

注意点として、現在の住所と別に「連絡先」欄がある場合は、最も確実に連絡が取れる場所の情報を記入します。

転居予定がある場合は、その旨を記載するか、転居後に確実に連絡が取れる住所を記入しましょう。

また、本籍地の記入が求められる場合は、都道府県名のみで問題ありません。

学歴・職歴の効果的な書き方

学歴・職歴欄は、あなたの経歴を時系列で示す重要な部分です。

正確さはもちろん、採用担当者が一目で理解できるよう、簡潔かつ明瞭に記入することが求められます。

【学歴欄】

  • 高校入学からの経歴を記入するのが一般的です。
  • 中学卒業から記入する場合もありますが、年齢によっては高校以降でも問題ありません。
  • 学校名は正式名称で記入し、卒業・入学・中退などは明確に区別します。

【記入例】

  • 2008年 3月 東京都立○○高等学校 卒業
  • 2008年 4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
  • 2012年 3月 同大学 卒業

【職歴欄】

  • 最初の就職から現在までを時系列で記入します。
  • 会社名は正式名称を使用し、株式会社などは略さず記入します。
  • 入社・退職の時期は年月まで明記します。
  • 職種や部署名も可能な限り記入します。

【記入例】

  • 2012年 4月 株式会社○○商事 入社(営業部配属)
  • 2016年 6月 同社退職
  • 2016年 7月 株式会社△△システム 入社(システム開発部配属)
  • 2021年 3月 同社退職
  • 2021年 4月 現在に至る

ポイントとして、学歴や職歴で空白期間がある場合は、その期間に何をしていたのかを簡潔に記入することが望ましいです。

例えば、「2016年6月~2016年7月 転職活動期間」などと記載することで、期間の説明ができます。

また、職歴が多い場合は、応募先の職種に関連性の高いものを中心に記入し、あまりに古い経歴や関連性の低いものは省略することも検討しましょう。

免許・資格・特技の魅力的な伝え方

免許・資格・特技欄は、あなたのスキルや能力を客観的に示す重要な部分です。

応募先の職種に関連する資格や特技を効果的にアピールすることで、あなたの強みをより印象づけることができます。

【免許・資格欄】

  • 取得年月と正式な資格名を記入します。
  • 応募先の業種や職種に関連する資格を優先的に記入します。
  • TOEICなどのスコアがある場合は具体的な点数も記入します。

【記入例】

  • 2010年 6月 普通自動車第一種運転免許 取得
  • 2013年 11月 TOEIC 850点
  • 2015年 3月 日商簿記検定2級 取得
  • 2019年 9月 ITパスポート 取得

【特技・趣味欄】

  • 業務に活かせる特技を中心に記入します。
  • 趣味は人柄を伝えるものを選び、マイナスイメージを与えるものは避けます。
  • 具体的なレベルや経験年数を記載するとより説得力が増します。

【記入例】

  • 特技:ExcelでのVBA開発、データ分析(5年以上の実務経験あり)
  • 英会話(海外留学経験1年・ビジネスレベル)
  • 趣味:マラソン(フルマラソン完走経験あり)、読書(経営・マーケティング関連)

効果的なアピールポイントとして、資格や特技が応募先でどのように活かせるかを意識することが大切です。

例えば、営業職に応募する場合は、コミュニケーション能力を示す特技や資格(英会話、プレゼンテーション経験など)をアピールすると良いでしょう。

また、最新の資格や継続的な学習を示す情報は、向上心や学習意欲をアピールする材料となります。

履歴書の志望動機と自己PRの書き方例

履歴書の中で最も重要と言っても過言ではないのが、志望動機と自己PR欄です。

これらの項目は、客観的事実だけでなく、あなたの考えや価値観、強みを伝える貴重な機会となります。

採用担当者の心に響く、効果的な志望動機と自己PRの書き方について解説します。

採用担当者の心をつかむ志望動機

志望動機は単なる応募理由ではなく、なぜその企業・職種を選んだのかという必然性を伝える重要な部分です。

具体的かつ説得力のある志望動機は、あなたと企業のマッチングを強くアピールする武器となります。

【志望動機の基本構成】

  • なぜその業界に興味を持ったのか(きっかけ)
  • なぜその企業を選んだのか(企業研究の結果)
  • 自分がどのように貢献できるか(自分の強みと企業ニーズの接点)
  • 入社後にどのように活躍したいか(将来展望)

【IT企業への志望動機例】

  • 前職でのシステム導入プロジェクトに参加した経験から、ITの可能性と業務効率化の重要性を実感しました。
  • 貴社の「○○システム」は他社に比べてユーザビリティに優れており、特に△△機能は市場でも高く評価されていることを知りました。
  • 私は前職で培った顧客折衝能力とITの基礎知識を活かし、技術と顧客ニーズを橋渡しできる人材として貢献したいと考えています。
  • 将来的には、顧客の業務課題を解決するソリューション提案ができるコンサルタントを目指しています。

【小売業への志望動機例】

  • 学生時代からアパレルショップでのアルバイト経験を通じて、お客様に最適な商品を提案する喜びを知りました。
  • 貴社の「顧客第一」の企業理念と、地域に密着した店舗展開戦略に共感し、この度応募させていただきました。
  • 私は接客経験で培った顧客心理の理解と、トレンド分析力を活かして、お客様に喜ばれる売り場づくりに貢献したいと考えています。
  • 入社後は販売のプロフェッショナルとしてスキルを磨き、将来的には店舗マネジメントにも挑戦したいと思っています。

志望動機作成のコツとして、事前の企業研究が何よりも重要です。

企業の理念、事業内容、強み、課題などを調査し、それらと自分の経験・スキル・価値観との接点を見つけることで、説得力のある志望動機が作れます。

また、一般的・抽象的な表現よりも、具体的なエピソードや数字を交えた表現の方が印象に残りやすいでしょう。

自己PRで差をつける書き方テクニック

自己PRは、志望動機と並んで採用担当者があなたの人柄や能力を判断する重要な材料です。

単なる自己紹介ではなく、応募先の求める人材像に合わせた、あなたならではの強みを効果的に伝えることが大切です。

【自己PRの基本構成:STAR法】

  • Situation(状況):どのような場面・状況だったか
  • Task(課題):何が求められていたか、何が課題だったか
  • Action(行動):あなたが具体的に何をしたか
  • Result(結果):どのような結果が得られたか、何を学んだか

【営業職への自己PR例】

  • 私の強みは、「粘り強く目標に向かって取り組む姿勢」です。
  • 前職では、新規開拓が困難とされていた地域を担当し、初月は全く成果が出ませんでした。
  • そこで、地域の特性を徹底的に調査し、小規模な商談会を独自に企画。また、既存顧客からの紹介を積極的に依頼する戦略に切り替えました。
  • その結果、6ヶ月後には月間目標の120%を達成し、社内MVPに選ばれました。この経験から、諦めずに創意工夫することの重要性を学びました。

【エンジニア職への自己PR例】

  • 私の強みは「効率的な問題解決能力」です。
  • 前職では、納期が厳しいプロジェクトで複数のバグが同時に発生し、チーム全体が混乱する状況がありました。
  • 私は問題を優先度別に整理し、解決難易度に応じたタスク配分を提案。また、再発防止のための検証プロセスも構築しました。
  • その結果、予定通りのリリースを実現でき、以降のプロジェクトでもこの方法が標準プロセスとして採用されました。

自己PR作成のポイントは、抽象的な自己評価ではなく、具体的なエピソードで証明することです。

「私は協調性があります」という表現よりも、「前職のプロジェクトでは、部署間の意見対立を調整し、全員が納得する解決策を提案しました」のように具体化することで説得力が増します。

また、応募先企業の求める人材像や職種に必要なスキルを事前に調査し、それに合わせた強みをアピールすることも重要です。

ブランクや転職理由の適切な説明方法

キャリアの中でブランク期間があったり、短期間での転職を繰り返している場合は、その理由を適切に説明することが重要です。

正直で前向きな説明が、採用担当者の不安や疑問を解消する鍵となります。

【ブランクの説明例】

  • 育児期間の場合:「2018年4月から2021年3月までは育児に専念していました。この間、オンライン講座でWebマーケティングを学び、資格も取得。子どもの保育園入園を機に、学んだスキルを活かして再就職を希望しています。」
  • 病気治療の場合:「2020年6月から2021年2月までは、体調を崩し治療に専念していました。現在は完全に回復し、医師からも就労可能との診断を受けております。この経験から健康管理の重要性を学び、より効率的な働き方を心がけていきたいと考えています。」
  • スキルアップ期間の場合:「前職退職後の半年間は、プログラミングスクールに通い、JavaScriptとReactのスキルを習得しました。実際にポートフォリオサイトも制作し、今回の応募職種で求められるスキルを身につけております。」

【転職理由の説明例】

  • ポジティブな理由づけの場合:「前職では製造業の営業として5年間勤務し、基本的なビジネススキルを身につけることができました。しかし、学生時代から関心のあったIT業界で、自分のスキルを活かしながら新たな挑戦をしたいと考え、転職を決意しました。」
  • 会社の事情がある場合:「前職では経理部で3年間勤務しておりましたが、会社の事業再編に伴う部門統合により、やむを得ず退職することになりました。この機会に、より専門性を高められる環境で経理のキャリアを続けたいと考えています。」

説明する際の基本姿勢として、過去の会社や上司の悪口は避け、前向きな姿勢や学びを強調することが重要です。

例えば「人間関係が悪かった」ではなく「より専門性を高められる環境を求めた」、「給料が安かった」ではなく「キャリアアップのために新たな挑戦を決意した」というように表現を工夫しましょう。

また、短期間で複数の転職がある場合も、その経験から得たスキルや知見が今回の応募にどう活きるかを説明することで、ネガティブな印象を和らげることができます。

履歴書作成時の注意点と提出方法

どれだけ内容が優れていても、形式やマナーに問題があると、せっかくの履歴書の価値が下がってしまいます。

採用担当者に好印象を与えるためには、履歴書作成時の基本的なマナーと提出方法についても理解しておくことが重要です。

ここでは、履歴書の完成度を高める仕上げのポイントと適切な提出方法について解説します。

履歴書作成における一般的なマナー

履歴書は単なる情報記載書類ではなく、あなた自身の身だしなみや仕事への姿勢を反映するものです。

基本的なマナーを守ることで、誠実さと細部への配慮ができる人材であることをアピールできます。

【書き方の基本マナー】

  • 黒のボールペンまたはペンで記入する(消せるボールペンは使用しない)
  • 楷書体で丁寧に記入し、誤字脱字に注意する
  • 修正液や修正テープの使用は避け、書き直す場合は新しい用紙を使用する
  • 日付は記入日または提出日を記載する

【記入内容に関するマナー】

  • 空欄をなるべく作らない(該当事項がない場合は「特になし」と記入)
  • 略語は使わず、正式名称で記入する(例:「株式会社」は省略しない)
  • 記入する文章は簡潔かつ具体的に、読みやすさを意識する
  • 専門用語や業界用語は必要最小限にとどめる

【レイアウト上のマナー】

  • 記入欄からはみ出さないよう、文字の大きさやスペースに注意する
  • 余白が大きい場合は、中央揃えにするなど見栄えに配慮する
  • 文章の途中で改行する場合は、文意が通るように工夫する
  • 志望動機や自己PRなどは、段落を分けて読みやすくする

チェックポイントとして、記入後は必ず第三者に確認してもらうことをおすすめします。

自分では気づかない誤字脱字や不自然な表現を発見できるほか、「伝わりやすさ」という観点からのフィードバックも得られます。

また、履歴書を印刷する場合は、高品質な用紙を使用し、インクのかすれや汚れがないか確認しましょう。

写真撮影と添付のポイント

履歴書の写真は、あなたの第一印象を大きく左右する重要な要素です。

撮影方法や貼り付け方ひとつで、あなたの印象が変わることを理解し、適切な写真を用意しましょう。

【履歴書写真の基本条件】

  • サイズ:JIS規格の場合は縦4cm×横3cm(パスポートサイズ)
  • 撮影時期:直近3ヶ月以内のもの
  • 背景:無地(白または薄い色)
  • ポーズ:上半身正面、自然な表情

【適切な服装と身だしなみ】

  • 男性:スーツ(ダークカラー)、白やライトブルーのワイシャツ、シンプルなネクタイ
  • 女性:スーツ(ジャケット着用)、清潔感のあるブラウス、控えめなアクセサリー
  • 髪型:清潔感のある髪型、顔が見えるようにする
  • 表情:自然な笑顔または真摯な表情(口角をわずかに上げる程度)

【写真撮影のポイント】

  • プロのスタジオで撮影するのが理想的(就活・転職用と伝える)
  • 自撮りは避け、誰かに撮ってもらうか三脚を使用する
  • 自然光の多い場所、または柔らかい照明の下で撮影する
  • 複数枚撮影し、最も印象の良いものを選ぶ

【写真の貼り付け方】

  • 裏面に名前を記入してから貼る(万が一剥がれた場合に備えて)
  • のりはムラなく全体に塗り、はみ出さないように注意する
  • 四隅または中央部分だけでなく、全体をしっかり貼る
  • 写真の角度が傾かないよう、枠に合わせて丁寧に貼る

写真選びのアドバイスとして、自分が思う「良い写真」より、第三者からの意見を参考にすることが大切です。

家族や友人に「この写真からどんな印象を受けるか」を聞いてみると、客観的な視点が得られます。

また、応募先の業界によって求められる印象が異なることも意識しましょう。

履歴書の提出方法と送付時の注意事項

履歴書を提出する際の方法やマナーも、選考過程において重要な要素です。

適切な提出方法を知り、細部まで配慮することで、あなたの真摯な姿勢を示すことができます。

【郵送での提出方法】

  • 封筒は白色の角形2号(A4サイズが折らずに入るサイズ)を使用
  • 履歴書や職務経歴書は折り曲げずに入れる
  • 宛名は企業名、部署名、担当者名(分かる場合)を明記
  • 自分の住所氏名も忘れずに記載
  • 「履歴書在中」「応募書類在中」と赤字で記載

【封入の順番と向き】

  • 送付状(あれば一番上)
  • 履歴書(次に重要なもの)
  • 職務経歴書(詳細情報)
  • その他の書類(資格証明書のコピーなど)
  • すべての書類は表を上にして入れる

【電子メールでの提出方法】

  • ファイル形式はPDFが基本(書式崩れを防ぐため)
  • ファイル名は「履歴書_氏名」など分かりやすく
  • メールの件名は「応募書類送付:○○職 山田太郎」など具体的に
  • 本文には簡潔な自己紹介と応募の意思を明記
  • 添付ファイルは圧縮せず、サイズに注意する

【Web応募システムでの提出】

  • 指定された形式・サイズに合わせてファイルを用意
  • アップロード前に内容の最終確認を行う
  • システムの指示に従って必要情報を入力
  • 送信完了の確認画面や通知メールを保存しておく

提出時の重要なポイントとして、提出期限は厳守し、できれば余裕を持って早めに提出することをおすすめします。

また、郵送の場合は配達記録が残る方法(簡易書留など)を選ぶと安心です。

電子メールの場合は、送信後24時間以内に確認のフォローメールを送ることも検討しましょう。

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まとめ

履歴書は就職・転職活動の成功を左右する重要な書類です。

基本情報から志望動機、自己PRまで、それぞれの項目に適した書き方があり、採用担当者に好印象を与えるポイントがあることを理解しましょう。

JIS規格の履歴書や一般的な市販履歴書の選び方、各項目の正確な記入方法、志望動機や自己PRの効果的なアピール法、そして提出時のマナーまで、履歴書作成の全プロセスには細やかな配慮が必要です。

ブランク期間や転職理由についても、前向きで誠実な説明を心がけることで、マイナス印象を払拭することができます。

写真選びや書類の送付方法など、一見些細に思える部分も、あなたの仕事への姿勢を反映するものとして重要視されます。

何より大切なのは、履歴書全体を通じて「なぜあなたがその企業・職種に適しているのか」を明確に伝えることです。

本記事で紹介した書き方のポイントを参考に、あなたの強みと熱意が伝わる履歴書を作成し、理想の仕事への一歩を踏み出していただければ幸いです。

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