積算ソフトおすすめ7選！機能・メリット・選定ポイントを徹底比較

近年、建設・土木業界において積算ソフトの導入が急速に進んでいます。
積算ソフトを活用することで、図面の拾い出しや見積作成などの工程を効率化し、入札案件の競争力を高めることが可能です。
この記事では、積算ソフトの基本機能やメリット、具体的な製品情報までを網羅してご紹介します。

積算ソフトの基本機能と仕組み

積算ソフトは、建設や土木工事における工数やコストを、正確かつ効率的に算出するためのツールです。
図面からの数量拾い出しや見積作成といった煩雑な業務を自動化することで、作業時間の短縮と精度向上を実現します。

特に、CADやPDF図面に対応したソフトでは、壁や床などの部材を自動的に検出し、数量計算まで自動で行う機能が搭載されています。

積算ソフトの機能・特長

従来のエクセルベースの積算業務では、担当者のスキルや管理方法に依存し、精度や作業時間にばらつきが生じやすいという課題がありました。

積算ソフトを導入すれば、データや計算式をシステム上で統一管理できるため、誰が操作しても一定の品質を保つことが可能です。
また、多くのソフトがPDFやCADデータに対応しており、入力や演算処理を自動化できます。
クラウド型であれば、単価更新もリアルタイムに反映され、常に最新情報に基づいた積算が行えます。

図面拾い出しや自動積算で作業時間を短縮

積算ソフトの最大の特長は、図面から必要な数量を自動的に拾い出せる点です。
図面データを読み込むことで、面積や長さ、数量などを自動で集計し、見積作成までの時間を大幅に短縮できます。

これにより、これまで手作業で数時間～数日かかっていた業務も短時間で完了し、タイトな納期にも対応しやすくなります。
また、ソフト上で計算式が統一されているため、複数人で作業しても精度がぶれにくく、一定品質を保てます。

入札に勝つためのデータ活用とノウハウ蓄積

積算ソフトでは、過去の入札結果や見積履歴、単価情報などを一元管理できます。
これにより、類似工事のデータを活用して見積精度を高め、コストの根拠を明確に示すことが可能です。

公共工事向けのソフトでは、国や自治体が定める基準や単価が標準搭載されていることも多く、補助データも活用しやすくなっています。
データを蓄積すれば、担当者の交代時や業務拡大時にもスムーズな運用が可能です。

クラウド型・オンプレミス型の違い

積算ソフトには、インターネット上のサーバーで提供されるクラウド型と、自社内にサーバーやパソコンへソフトをインストールするオンプレミス型があります。

クラウド型は初期コストを抑えやすく、インターネット環境があればどこからでも利用できる利点が挙げられます。

一方でオンプレミス型は、社内ネットワークでセキュリティを強化しながら運用できるため、機密性の高い情報を扱う場合に安心感があるでしょう。
ただし初期コストが比較的高く、アップデートには管理者の対応が必要といった点にも注意が必要です。

最近では中小規模の工事会社や設計事務所などでもクラウド型を導入するケースが増えています。
自社の運用スタイルや予算、セキュリティポリシーに合わせて、どちらの導入形態が最適か検討することが重要です。

積算ソフトを導入するメリット

積算ソフトを導入することで、迅速かつ正確な見積作成が可能となり、業務全体の生産性が大きく向上します。
ここでは、より詳しくメリットを確認していきましょう。

人為的ミスの削減と作業スピードの向上

歩掛や単価などの標準データをソフト内で管理・参照できるため、手作業による入力ミスや計算ミスを減らすことができます。
さらに、見積依頼が集中する時期でもスピーディに対応可能となり、提出スピードの向上が顧客満足にもつながります。

人為的なミスを最小限に抑えることは、工事の収益性を確保する上で非常に重要です。
見積もり段階の計算違いが後々の追加費用やクレームにつながる可能性もありますので、ソフトを導入するメリットは大きいでしょう。

また、最新の積算ソフトは操作性にも配慮されており、初心者でもすぐに慣れるよう設計されており、ITツールに不安がある方にも安心です。

データの一元管理と属人化防止

積算業務が属人化していると、担当者の退職や異動時に業務が停滞するリスクがあります。
積算ソフトは、データやノウハウをシステム上に蓄積できるため、誰が使っても同じ水準で作業を進められる体制を整えることが可能です。

また、新人スタッフでも過去案件のデータをもとにスムーズに学習・対応できるため、OJTや業務引き継ぎも効率化されます。
情報共有が進むことでチーム全体の生産性向上も期待できます。

属人化の防止は品質保持の観点からも大切です。
個人の暗黙知をソフトに落とし込むことで、熟練者の退職リスクに左右されない安定した事業運営が見込めます。

過去実績や歩掛・単価情報のスムーズな活用

多くの積算ソフトは、官公庁発表の単価や、社内でカスタマイズした歩掛データを保存・再利用できます。
これにより、似た工事への迅速な見積対応が可能になります。

また、公共工事向けのソフトでは官庁が公表している単価データをあらかじめ搭載している場合もあります。
最新版の単価への自動更新機能がある製品では、常に正確な情報で積算でき、信頼性の高い見積書を作成できます。
複数担当者でのデータ共有や比較もしやすく、チーム全体の作業効率も高まります。

おすすめの積算ソフト7選（無料あり）

ここでは、おすすめの積算ソフト7選をご紹介します。
比較表もありますので、ソフト選びの参考にしてください。

サービス名							—
	建築業向け管理システム　アイピア	ざっくり建築費見積りくん	Gaia Cloud	ATLUS NEXT(アトラスネクスト)	楽王シリーズ	積算ソフト頂(いただき)	建築業見積書作成「みつもり～な」 体験版(令和対応)
機能	見積作成、原価発注管理、 工程管理・・・その他	概算見積作成機能	設計書取込、設計書情報設定、 積算・・・その他	工事管理、設計書取込、 内訳書作成・・・その他	見積書作成、集計機能、 オートコンプリート機能　他	総合積算、設計書取込、 実行予算作成・・・その他	見積書作成機能、実行予算書作成機能、 請求書印刷機能
初期導入費用	要お問合せ 　　2025年IT導入補助金対応	1,200円	要お問合せ 　　2025年IT導入補助金対応	要お問合せ 　　 　2025年IT導入補助金対応	無料 　　2025年IT導入補助金対応	264,000(税込)～ 　　2025年IT導入補助金対応	無料
保守/更新 費用	要お問合せ	無料	要お問合せ	要お問合せ	8,800円(税込) /月～	105,600円(税込)～	無料
無料版 体験版	あり	あり	要お問合せ	要お問合せ	あり	あり	あり
【提供形態】 対応OS	【クラウド型】 Windows/ios/mac ※推奨:Chrome	【インストール型】 Windows 8/7/Vista	【クラウド型】 Windows 10/11	【クラウド型】 Windows10以上 ※推奨：Chrome,FireFox,Safari	【インストール型】 Windows 11/10	【インストール型】 Windows 11/10	【インストール型】 Windows 11/10/8/7/Vista/XP
サポート 体制	電話対応、メール対応、 リモートサポート	要お問合せ	電話対応、メール対応、 リモートサポート、訪問サポート	電話対応、メール対応、 リモートサポート、訪問サポート	電話対応、メール対応、 リモートサポート、訪問サポート(有料)	電話対応、メール対応、リモートサポート	要お問合せ
運営会社	株式会社アイピア	ＩＴ3	株式会社ビーイング	吉備システム株式会社	アークシステム株式会社	株式会社ドリームワークス湘南	株式会社　ネットワーク

【クラウド型】建築業向け管理システム　アイピア

『建築業向け管理システムアイピア』は、弊社が提供する建築業に特化した業務管理システムです。
累計導入実績は350社で、継続率は98％です。
見積作成はもちろん、顧客管理や入金管理、原価管理等様々な業務を一括で管理できます。

見積りを基に原価計算から発注までを処理できるため、業務時間が短縮され、入力ミスや発注漏れなどを減らすことができるでしょう。
また、使いやすい操作性のため、ITに慣れていない人でもスムーズに利用できます。

クラウド型でインターネットの環境があればどこでも使用できますので、パソコンが新しいバージョンに変わっても問題なく利用できます。
外出先や支店など、どこにいても情報を確認できます。

機能	見積作成、原価発注管理、工程管理、書類・写真管理、顧客管理、営業進捗管理、請求管理、入金管理、帳票作成、現場日報管理、物件管理、労務管理、在庫管理、その他
初期導入費用	要問合せ 　2025年 IT導入補助金対応
保守・更新費用	要問合せ
無料・体験版	あり
対応OS	・Windows ・ios ・Mac
サポート体制	電話対応 メール対応 リモートサポート
運営会社	株式会社アイピア

【インストール型】ざっくり建築費見積りくん

「ざっくり建築費見積りくん」は、木造住宅の概算建築費をスピーディに把握できるツールです。

坪単価方式よりも精度が高く、金額に含まれる内容も把握できるため、計画段階での費用検討に便利です。
詳細な見積データを元に概算を算出するため、誤差を抑えた見積が可能です。

入力項目に制限がありますが、体験版もあるため、無料で試すこともできます。

機能	概算見積作成機能
初期導入費用	1,200円
保守・更新費用	無料
無料・体験版	あり ※体験版では一部入力項目に制限あり
対応OS	・Windows 8/7/Vista
サポート体制	要お問合せ
運営会社	ＩＴ3

【クラウド型】ATLUS NEXT（アトラスネクスト）
（旧：ATLUS REAL Evo）

『ATLUS NEXT（アトラス ネクスト）』は、公共工事の落札率を向上するための土木積算システムです。
ATLUSシリーズは30年以上の実績と信頼があり、様々な製品を提供しています。

積算に特化した機能が多く、特に設計書の読み取りは様々な形式で行うことができます。
設計書の解析が自動化されていること、またノウハウをクラウドで共有できる為、業務の標準化と効率化が可能なシステムです。

多様な検索機能と直感的な操作が出来るUIであり、操作性も高いといえます。

機能	設計書取込、ナレッジ共有、簡単入力・多様な検索、 積算、経費・試算、データ出力、データ管理・連携、その他
初期導入費用	要お問合せ   2025年 IT導入補助金対応
保守・更新費用	要お問合せ
無料・体験版	あり
対応OS	Windows 10（64bit）/11
サポート体制	電話対応 サポートサイト 訪問サポート リモートサポート
運営会社	株式会社コンピュータシステム研究所

【クラウド型】Gaia Cloud

『Gaia Cloud』は、複雑・高度化された積算に対応できるクラウド型土木工事積算システムです。

積算に特化したシステムであり、設計書の取込から積算、データの出力まで流れるような操作で行えます。

また積算業務は設計書や仕様書から全自動である為、より早く正確に行うことができ、業務効率化が見込めます。

機能	設計書取込、設計書情報設定、積算、経費確認、データ出力、その他
初期導入費用	要お問合せ   2025年 IT導入補助金対応
保守・更新費用	要お問合せ
無料・体験版	要お問合せ
対応OS	Windows 10/11
サポート体制	電話対応 メール対応 リモートサポート 訪問サポート
運営会社	株式会社ビーイング

【インストール型】楽王シリーズ

『楽王シリーズ』は、アークシステム株式会社が運営する積算見積ソフトです。
シリーズの導入実績は2,100社を突破しています。

表計算ソフトのような操作感と、長年培ったノウハウを融合し、スピーディかつ正確な積算見積業務を実現できます。
カスタマイズ性の高さや、気軽に始められるサブスクリプション版が魅力です。

機能	見積書作成、集計機能、オートコンプリート機能　他
初期導入費用	無料   2025年 IT導入補助金対応
保守・更新費用	楽王Crew 8,800円(税込) /月 楽王Link 14,800円(税込) /月 楽王3 要問合せ
無料・体験版	あり
対応OS	Windows 11/10
サポート体制	電話対応 メール対応 リモートサポート 訪問サポート
運営会社	アークシステム株式会社

【インストール型】積算ソフト頂（いただき）

『頂（いただき）』は、積算が初めての人でも使いやすい積算ソフトです。

単価データのみの検索や、確実なデータ更新で、積算業務や入札を徹底的にバックアップします。
3台までインストール可能で使いやすく、低コストなので、初めての積算やできるだけ低コストでソフトを導入したい方におすすめです。

無料サポートが豊富で、誰でも操作しやすいシンプルな画面であり、操作性は高いと言えます。
積算に係る細かな機能が搭載されている為、積算業務の効率化の実現や入札の可能性が高くなるシステムです。

機能	総合積算、設計書取込、実行予算作成、材料調書作成、データ出力、その他
初期導入費用	「総合」積算セット　330,000(税込) 「管・設備」積算セット　264,000(税込)   2025年 IT導入補助金対応
保守・更新費用	「総合」積算セット　132,000円(税込) 「管・設備」積算セット　105,600円(税込) ※サポート期間以降の支払
無料・体験版	あり
対応OS	Windows 10/11
サポート体制	電話対応 メール対応 リモートサポート
運営会社	株式会社ドリームワークス湘南

【インストール型】建築業見積書作成「みつもり～な」体験版(令和対応)

「建築業見積書作成「みつもり〜な」体験版(令和対応)」は、建築業向けの見積書作成ソフトです。

見積書や実行予算書を作成し、見積書をそのまま請求書として印刷できる機能が備わっています。
製品版「建築総合3次元CADのSPACEホーム」にデータを引き継いで、購入後すぐに作業を継続できます。

操作性を体験しながら、各機能を確認できる点も魅力です。

機能	見積書作成機能、実行予算書作成機能、請求書印刷機能
初期導入費用	無料
保守・更新費用	無料
無料・体験版	あり
対応OS	・Windows 11/10/8/7/Vista/XP
サポート体制	要お問合せ
運営会社	株式会社　ネットワーク

導入前に押さえておきたい選定ポイント

積算ソフトを導入する際は、機能やサポート体制を含めて複数製品を比較し、自社に最適なツールを選ぶことが重要です。
一度導入すると業務フローに深く組み込まれるため、後から乗り換えるのは容易ではありません。

工事の種類や規模は企業によって異なります。
たとえば、土木工事を中心とする企業が建築向けソフトを選んでも、必要な積算機能が不足する恐れがあります。
逆に、大規模ソフトを小規模業務で使うと、機能過多でコスト負担が増す場合もあります。

そのため、まずは自社の業務プロセスを整理し、必要な機能を明確にしたうえで、複数のベンダーに問い合わせやデモ依頼を行い、実際の使い勝手やサポート体制を確認することが成功のカギとなります。

工事規模や業種に合う機能を備えているか

積算ソフトの選定では、対応する工事の種類や規模に合致した機能が備わっているかを確認する必要があります。

たとえば、大規模な土木工事を扱う企業なら、国土交通省の積算基準や公共工事の補助データに対応しているかがポイントになります。
一方、住宅リフォームや内装工事では、部材単価の柔軟な登録・編集機能が求められることが多いです。

また、業務領域が広い企業では、幅広い工種に対応できるソフトを選ぶと安心です。
カスタマイズやオプション機能の有無も、長期的な視点で確認しておくと導入後の運用がスムーズになります。

サポート・メンテナンス体制の充実度

積算ソフトは、単に導入するだけではなく「継続的に活用できる環境」が整っているかが重要です。
とくに社内にITに詳しい人材がいない場合、ベンダーや代理店によるサポート体制の充実度は導入成功の大きな分かれ目になります。

電話・メールなどの問い合わせ先や、バージョンアップの頻度、契約プランに含まれるトレーニングの有無など、細かな点までチェックしておくと運用開始後のトラブルを防ぎやすくなります。

スムーズに導入を進めるためには、事前にデモやトライアル期間を活用し、疑問点を解消しておくことも大切です。
ベンダーとのコミュニケーションを密にとりながら最適な導入形態を探っていきましょう。

地域サポート・システム連携機能があるか

積算ソフトの導入では、地域に密着したサポート体制が整っているかも見逃せないポイントです。
とくに地方に拠点を持つ企業では、近隣の代理店や支援窓口があることで、トラブル発生時の対応が迅速になります。

また、会計ソフトや施工管理ソフトとのシステム連携が可能かも重要な選定基準です。
これにより、二重入力や手動転記によるミスを防ぎ、業務全体の効率を高めることができます。

これらのサポート体制や連携機能はソフトごとに大きく異なるため、導入前に複数ベンダーの資料や比較表を使って慎重に検討しましょう。

積算ソフトの導入事例

積算ソフトは、正しく使いこなすことで大きな業務改善効果を発揮します。
導入効果を高めるためには、他社の活用事例を参考に、自社に合った活用方法を具体的にイメージすることが有効です。

事例① 富士建設 株式会社（Gaia Cloud）

富士建設では、他社ソフトから『Gaia10』（オンプレミス版）、そして土木積算クラウド 「Gaia Cloud」へと移行しました。
クラウド化により更新ファイルのダウンロードが不要になり、起動直後から積算に入れるため作業待機時間を解消しました。

さらに、クラウド上に10年分の積算データとノウハウを集約できたことで、現場・事務所間の共有がスムーズになり、ダブルチェック体制でもチェック漏れを防止できるようになりました。
データ消失リスクの軽減と若手への技術継承が同時に進んだ点も大きな成果です。

事例② 西澤建設株式会社（楽王 3）

西澤建設は、月50件超・数億円規模の見積が手拾いでは追いつかなくなり、楽王3とヒロイくんIIIを導入しました。
拾い出しをソフトに委ねることで見積担当者の残業が激減し、空いた時間で新規案件に対応できたうえ、専門的な部材は職人が補完するハイブリッド運用で精度も向上しています。

操作がシンプルなため職人でも使いやすく、大規模修繕を行うグループ会社でも好評です。
現在は両ソフト間のデータ連携をさらに活用したいと考えており、足場業向けの簡易マニュアルやオンラインサポートを要望しています。

積算ソフトに関するよくある質問

最後に、積算ソフト導入に関するよくある質問を整理し、対策や運用方法をQ&A形式でまとめます。

積算ソフトは初心者でも使いこなせますか？

はい。多くの積算ソフトは直感的に操作できるインターフェースを採用しており、初心者向けのマニュアルや動画サポートも充実しています。トライアル期間を活用して、現場での使い勝手を確認するのがおすすめです。

導入にはどれくらいの時間がかかりますか？

クラウド型であれば、数日〜1週間ほどで基本的な導入が可能です。一方、オンプレミス型や業務に合わせたカスタマイズが必要な場合は、数週間〜1ヶ月程度かかることもあります。ベンダーとの相談が重要です。

地方企業でもサポートは受けられますか？

ベンダーによっては、地域ごとに代理店や営業拠点を持っているため、地方企業でも電話・リモート・訪問によるサポートが受けられます。導入前に「地域サポートの有無」を確認しておくと安心です。

積算ソフトの費用感は？無料の選択肢もありますか？

価格は月額数千円のクラウド型から、数十万円のオンプレミス型まで幅広く存在します。無料プランやExcelテンプレートなどもあるため、まずはコストを抑えて試してみる方法も有効です。

社内にITに詳しい人がいないのですが、導入できますか？

問題ありません。ベンダーによっては初期設定や操作説明、運用支援まで丁寧にサポートしてくれるため、ITスキルに自信がなくても導入は可能です。サポート体制が整った製品を選ぶことがポイントです。

まとめ

積算ソフトの活用は、業務効率の向上だけでなく、入札の勝率アップやコスト削減にも寄与します。
最終的には自社の規模やニーズに合ったソフト選定がカギとなりますので、比較検討の際にはぜひ本記事のポイントを参考にしてみてください。

導入前には無料トライアルやデモ版を活用し、操作感やサポート体制を現場で実地確認しておくと失敗を防げます。
最適なツールを味方に、積算業務のDXを一歩先へ進めましょう。